意外と難しい問題。野球の練習・トレーニングメニューはどうやって組んでいる?
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こんにちは。しんです。
今回は難しい問題です。
野球の練習・トレーニングを組むにあたっての考え方について書いていきたいと思います。
目次
例題
スクワットを行う際に、
- 20kgのバーを持って10回行う
- 50kgのバーを持って4回行う
どちらが効果があるでしょう?
正解は条件付きで、②です。
詳細は後半で
メニューの考え方
多くの人が「質」と「量」を考えてメニューを組まれます。
しかし、練習やトレーニングを組む時に大切なことは
- 距離や回数 = 「量」
- 速度や重さ = 「強度」
の2つを掛け合わせて考えていくことです。
「質」と「強度」を同じものとして考えてはいけません。
「質」の定義
では、野球の練習・トレーニングの質とはどういったものでしょうか。
大きく下記の2つだと思われます。
目的を達成できるかどうか
(具体例)
10分の軽いランニングでも次に行う負荷の大きい練習の準備運動になった。
⇒次の練習を行う準備という目的が達成出来たので、質は高いといえる。
強豪校が行っている最先端の練習であるが、させられている練習になっている。
⇒漠然と目的意識なく行っているので、質は高いと言えない。
正しい動作で動き、力を発揮できているか
(具体例)
少ない回数重いバーベルを上げるトレーニングでも、正しい形で動いている。
⇒高い能力を得るための動きが出来ているので、質は高いといえる。
素振り100回行ったが、後半50回は疲れ果ててしまった。
⇒誤った動きを体得する可能性があるので、質は高いといえない。
例題の解答詳細
最初の例題の正解で、「条件付き」と書きましたが、その条件とは・・・
②で書いた50kgの負荷でも正しい動きができるのであれば、20kgの負荷よりも強度が高いのでより効果が得られる可能性が高いです。
まとめ
人それぞれ体格や筋力、体の動かし方は違います。
自分の能力を知り、自分にとって「量」「強度」「質」のすべて高いクオリティーを維持出来るメニューを組みましょう。
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