球速UPトレーニング その④【番外編】
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こんにちは。しんです。
今まで球速に関係する3つの体の部位の説明とトレーニング方法をご紹介しました。
今回は、メインの3つの部位以外で重要な役割を担う体の部位とトレーニング方法をご紹介します。
目次
握力
ピッチャーがボールを投げる時、腕は体の軸(背骨)が回る時の遠心力で出てきます。
そのまま遠心力だけで投げてしまうとボールは上へ抜けて行ってしまいまうのですが、そうならないようにストライクゾーンの低めにボールを投げ込むためには、握力でボールを抑え込む必要があります。
余談ですが、スピードガンの球速表示は高めのボールよりも低めのボールの方が出ます。
大谷翔平選手が165km/hを計測したのも低めの球でした。
大谷翔平、165キロ投球 圧巻の15球をダイジェスト編集 10/16 CSファイナル 日ハム対ソフトバンクホークス
トレーニング方法
参考動画
握力の効率の良い鍛え方は筋トレと同じ?握力130kgを目指せ! #握力王諸富太地
用意するもの
ハンドグリッパー3種類
動画では15kg・35kg・60kgの3つを使用していましたが、自分に合わせたものを使いましょう。
- とても簡単に握れるもの
- 1よりも少し強度があるもの
- 力一杯握って5、6回が限界のもの
が目安になります。
トレーニングのコツ
動画にあった通りなのですが、軽いハンドグリッパーから順に手を慣らしていき、最後に硬いハンドグリッパーに挑戦します。
足指
人間は足で立って体のバランスを支えています。そのバランスを崩しそうな時に、力を入れて踏ん張って支えるのが足指です。
つまり、足の指の力が弱い人は体のバランスを崩しやすいのです。バランスを崩すのは運動パフォーマンスを十分に発揮出来ないどころかケガのリスクも生み出します。
また、ピッチャーは投球動作で体重移動を行う際にプレートを蹴り上げます。
足の指の力が強ければ単純に蹴る力が強くなるので、体重移動の動きがより速くなり、球速に影響します。
投球動作のバランスが良くなる上に、球速が出るなんて一石二鳥ですね。
トレーニング方法①
上腕三頭筋のトレーニングでお話した、東北楽天ゴールデンイーグルスからトレーナーの誘いを受けた柔道整復士の先生から教えて頂いたトレーニングです。
①:足の指だけで階段などの段差に立ちます。
②:バランスを崩さないようにかかとを指よりも出来るだけ低く下げます。
③:指の力だけでかかとを上げてつま先立ちをします。
④:②と③の繰り返し
トレーニングのコツ
バランスを崩さないように気をつけましょう。
最初は難しいですが、出来るようになると足の指だけでなくふくらはぎも一緒に鍛えることが出来ます。バランス感覚も養えるので、とてもおすすめのトレーニングです。
トレーニング方法②
参考動画
色々なテレビで紹介されたトレーニングですので、見たことある方も多くいらっしゃると思います。
野球とは別ですが、サッカー日本代表の本田圭佑選手も行なっているトレーニングです。
競技が違うとはいえ国の代表に選ばれているアスリートが行っているトレーニングは取り入れる価値はあると思います。
まとめ
今回ご紹介した部位とトレーニングは本当に地味なものですが、とても重要なトレーニングです。
自宅でも簡単にできるものばかりなので、ぜひ取り入れて周りに差をつけてやりましょう。
部位別のトレーニングは以上になります。
各部位別の記事をまとめておきますので復習の意味合いも込めて貼っておきます。
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